2015年7月2日木曜日

HIS-FACTORY 革の選ぶ理由その①


HIS-FACTORYの中野です。

革といっても、大きく分けて『クロム鞣し』『植物タンニン鞣し』とあります。

”鞣し”という字は革を柔らかくすると描きます。
”鞣す”の意味は、皮から革へと腐らないようにする
たくさんの工程のコトです。

  厳密には”半クロム”とか”合成タンニン”とかいろいろ混ざったものもありますが、
一般には全く伝わっていないし、販売の人も全く知らないし、ユーザーさんも
ほとんどの方が知りません。


クロム鞣しとは
塩基性硫酸クロムという化学物質を用いて皮を鞣したものです。
 クロム鞣しの工程は1日~1週間ほど、短い期間で終えることができ、
安価で大量生産が可能です。


植物タンニン鞣しとは
文字どおり植物が持つタンニンという物質で皮を鞣します。
主に木の樹皮に含まれるタンニンを用いて鞣されます。

タンニン鞣しは手間の掛かる鞣し方で全工程に1,2ヶ月程掛かります。
そのため、クロム鞣しの革に比べてコストがかかるのは当たり前です。

私が選び、使用する革は植物タンニン鞣し”です。








続きはまた来週。

0 件のコメント:

コメントを投稿